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2005年11月29日

短答対策(1) 青本の分冊

青本の読み込みは重要です。
読めば読むほど理解が深まります。ラッシュでない限り、通勤通学時間の電車内でも読むようにしましょう。
ただ、あの分厚い本を持ち歩くのは大変です

そこで、オススメなのが科目ごとに青本を分冊する方法です。
カッターで簡単に科目別に分冊することができます。Kinko'sなら綺麗な製本もしてもらえます。私は、背表紙をセロハンテープで補強しただけでしたが。

はじめは本を分解することに抵抗がありましたが、1冊が軽くなった分手に取る機会が増え青本を読む習慣ができたので分冊してよかったなと今では思っています。

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投稿者 nabe : 10:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月24日

H17年度弁理士試験合格者

本年度から、弁理士試験の合格者の実名を特許庁のホームページで公開しなくなりました。
過去の合格者の実名を公表したページもなくなっているようです。

しかし、実はH17年度弁理士試験合格者の実名は、官報で確認できるのです。
以前、一緒に勉強をした人が合格しているかここで調べられます。

いずれもPDF形式ですので、AcrobatReader等が必要です。
http://kanpou.npb.go.jp/20051124/20051124g00263/
pdf/20051124g002630042.pdf
http://kanpou.npb.go.jp/20051124/20051124g00263/
pdf/20051124g002630043.pdf

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投稿者 nabe : 12:39 | コメント (0) | トラックバック

論文答練(2)

皆さんは何年合格を目指されているのでしょうか?

社会人でお仕事をされており、勉強時間の確保が厳しい方、比較的時間の融通が利く学生の方、皆さん様々だと思いますが、個人的には、是非1年合格を目指していただきたいと思います。
それぞれ立場も違うことですから、結果的に1年合格できなくても、それは仕方ないことだと思います。
ただ、3年合格を目指していてもたいてい3年よりもっとかかるでしょう。1年合格を目指していても、たいてい2~3年で合格される方がほとんどです。それは、弁理士試験に限らず、どの世界でも一緒です。
基本書の再現だった過去の弁理士試験とは違い、最近の弁理士試験は長く受験をしていればそれだけ合格の可能性が高くなる性質のものではないと思います。できることなら、短期間に集中して一気に合格されることをオススメします。(長く受験をしていると気力がもたなくなります。)

もしも、1年目に合格するつもりであれば、1月からの論文答練には是非参加するようにしてください。
他の受験生の様子が分かるとともに、自分に足りないものを把握することができるので、学習の目標がはっきりするからです。この時期の学習がもっとも効果的です。この論文答練を受けないで最終合格はないと思ってもらってもいいです。

次回は、オススメの論文答練について書きたいと思います。

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投稿者 nabe : 02:14 | コメント (1) | トラックバック

2005年11月21日

論文答練(1)

もうすでに早稲田セミナーなど答練を開始している受験機関もあるようですが、
本年度から始めた初学者含め1月から開始される受験機関の論文答案練習会(以下、論文答練)を是非受講してください。

自分は、本年度から受験勉強を始めたばかりだし、分からないことだらけだからまだ早いと思われるかもしれません。私は、短答試験の勉強をしなければならないから、論文試験の勉強まで力を入れられないと思われるかもしれません。

しかし、この時期、論文答練を受講しているか否かで、その後の合格可能性が全然違ってくるんです。
それだけ大きな力がこの論文答練にはあります。

まず、論文答練は、その年論文本試験を受験するであろう弁理士受験生の大部分が受講します。
昨年度ギリギリ不合格になってしまった方や何年も受験勉強をしているベテランの方までたくさんの受験生が受講しているはずです。この論文答練でまず自分が受験生の中でどの位置にいるかということを把握してください。意外と上位にいることに気づけたりして、モチベーションが上がったりしますよ。

そして、論文答練は学習のペースメーカーになります。人間、受けるからには悪い点数をとりたくない、かっこうわるい思いをしたくないと思うものです。一夜漬けでもいいですから、論文答練のために予習をしてください。論文答練が終わった頃には、意外と自分がレベルアップしていることに気づくかもしれません。

次回からまた少しずつ論文答練対策について書いていこうと思っています。
よろしくお願いします。

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投稿者 nabe : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月16日

風邪

風邪がはやっているようで、受験生の皆さんは注意してください。
試験に落ちた原因を風邪のせいにするのは、よくないです。
自分の健康管理も実力のうちですから。
本番に実力を出し切れるよう自分の頭と体を調整してください。

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投稿者 nabe : 16:18 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月12日

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投稿者 nabe : 13:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月06日

論文の書き方(11) 意匠・商標の攻略法案

今回は、論文本試で意匠法・商標法をどの様に攻略したら点数が上がるかについて説明したいと思います。

最近の意匠法・商標法の論文試験は、

という傾向があります。

それぞれ1時間半の解答時間があるので、特許などに比べて時間が十分にあるように思えますが、実はそうでもないんです。特許・実用新案は2問出題されるのに対して、意匠・商標はそれぞれ1題ずつしか出題されません。その1題で受験者の理解を確認しようとしているためか、項目をたくさん列挙させる問題が出題されているようにも思えます。

受験機関の答練の問題は問題文が短めで問われている項目もそれほど多くないので、まず時間がなくなることはありません。答練と同じ感覚で論文本試に臨むと時間が足りずに痛い目にあいますので意匠・商標は注意する必要があります。

1時間半の解答時間で皆さんは何分答案構成に時間をかけるでしょうか。自分が受験したときは、だいたい20分~30分ぐらいだったと思います。おそらく、受験生の平均ぐらいでしょう。残り1時間程度使えば十分に解答するだけの時間があるからです。

一方、本試で私は答案構成に割いた時間をその半分の10分~15分にしました。本試で出題された問題文の長さと事例の複雑さから項目をいつも以上に列挙する必要があると考え、自分の筆力と相談した結果、答案構成に割く時間をなるべく短くすべきだと判断したからです。

それだけ答案構成の時間を切りつめるには瞬時に複雑な事実関係を判断する必要がありますが、そこは今までの学習成果といろいろな問題を見てきた勘で乗り切りました。おかげで、時間内に列挙すべきだと思っていたすべての項目、すべての内容を記載でき、手応えのある結果になりました。(事実、結果もよかったそうです)。


事実関係の理解が得意な人、答案構成するのが早い人、筆力がある人、それぞれ対策の立て方はそれぞれですが、論文本試の傾向に沿った対策を早めに立てておくのがよいと思います。

例えば、答案構成の時間をなるべく短くして、論文を書く時間を長くとりたいという人は、受験機関の答練などで、1時間半の解答時間であっても1時間で答案を書き上げる練習をしてみるだとか、答練開始の30分遅れて試験会場に到着してみるだとかいろいろ対策を立ててみるのもよいでしょう。


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投稿者 nabe : 17:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月02日

論文の書き方(10) 迷ったら書く

論文を書いていて項目を挙げるか否か迷った経験はないでしょうか。余計な項目を列挙するとそれだけ限りある紙面を埋めてしまう上に、時間もとられてしまいますので、結果として点数が伸びなくなります。従って、なるべく必要不可欠名項目のみを列挙することを心がける必要があります。

ただ、私の経験からいうと、書くかどうか判断できなければ迷わず書くというのがいいです。
迷っている時間ももったいないですし、検討した項目を書かずに点数を落とし涙をのむのは嫌ですから。
ですが、時間が足りなくなって必要な項目を列挙しきれない可能性があるので注意が必要です。

時間が足りなくならないだけの知識と筆力が必要でしょう。


【まとめ】

項目を列挙するかどうか迷うなら、ためらわずに書くこと

次回は、今回の内容をふまえて、意匠と商標の攻略の仕方について説明します。

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投稿者 nabe : 16:56 | コメント (0) | トラックバック