2005年09月27日

選択科目の過去問集

大学院修士や情報処理技術者試験による選択科目免除のため、選択科目自体を受ける人が以前に比べて少なくなりました。そのためか、参考書の入手が比較的難しくなりました。

以前は、LECがほとんどすべての選択科目の過去問とその解答を冊子で窓口販売していましたが、民法等一部科目を除いて販売中止してしまったようです。

いま、大型書店等でよく目にするのは法学書院の過去問集でしょうか。

弁理士試験論文式問題集 選択科目編

また、同じ法学書院の出版する受験新報より選択科目の過去問集が発売されています。以前目にしたものでは、情報通信工学の情報理論の問題と解答が掲載されていました。
弁理士論文式問題と解答―必須科目+選択科目共通問題 弁理士受験新報

トップページへ戻る

投稿者 nabe : 21:32 | コメント (1) | トラックバック

2005年09月24日

選択科目(計算機工学)の参考書

今回は、情報通信工学の選択科目である計算機工学の参考書を紹介します。

計算機工学は、範囲は広いですが過去問が比較的昔から過去問があったため、試験範囲などを捉えやすいためか、比較的選択しやすい科目だと思います。

レベル的には、情報処理技術者の基本情報技術者とレベル的には近いように思えます。計算機工学対策の参考書としても基本情報技術者の参考書が役に立つかもしれません。

今回は、フリップフロップ、順序回路、組み合わせ回路、カルノー図、補数表現などを網羅する参考書を紹介したいと思います。基本的に1章~3章まで読めば十分だと思います。4章や5章も試験範囲ですが、レベル的に試験範囲を超えているので時間的にきつい人は読むべきではないと思います。

この参考書はところどころ(というか頻繁に)誤植があるので注意しながら読んでいってください。

出版社の紹介ページ
4876530076コンピュータアーキテクチャ
M.モリス・マノ


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
トップページへ戻る

投稿者 nabe : 23:24 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月21日

情報理論(選択科目)の参考書

選択免除でない人にとっては、やはり選択科目は重荷でしょう。学生であれば、知っていても当然といえる知識でも、卒業してから何年も経っている人にとっては学部生レベルの知識でも、なかなか思い出すのも大変だったりします。

私は、情報通信工学を選択科目として選択しました。毎年、同じような問題ばかり出題されるので、選択科目の中でもかなり易しい部類に入る科目かもしれません。

情報通信工学の必須科目である情報理論は、おそらく今井先生の情報理論の本を参考にするとよいと思います。例年の試験の傾向から言うとこの本が種本となっている可能性が高いように思います。古典的ですが、名著で情報理論を学習する人であれば知らない人がいない位、有名な本です。多くの授業でも教科書的に使われています。

4785611391情報理論
今井 秀樹

昭晃堂 1984-01
売り上げランキング : 148,591

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
トップページへ戻る

投稿者 nabe : 14:37 | コメント (0) | トラックバック