2005年11月25日
マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術
研究発表や進捗報告などでプレゼンする機会が頻繁にある。でも、最近見失っているのは、プレゼンするのが本当に必要かということ。プレゼンする目的は?自分はプレゼンすることでどうしたいのかということを後に追いやってしまって、プレゼンすること自体が目的となりつつあることに少し反省した。
自分の考えを披露することが目的なのではなくて、ボスにyesと言わせたい。言わせるためにどうプレゼンするかという姿勢が非常に重要で、どの様にプレゼンするかを戦略的に考えることができる。そういう姿勢でプレゼンに臨めば、見られている観察されているという感覚がなくなり、相手を説得させるという積極的な気持ちになれる。結果として、緊張するということはほとんどなくなるかもしれない。
自分は今まで、なんとなく誉められたい、仕事をしていることをアピールしてよい評価をもらいたいという動機からプレゼンしていた気がする。受け身の姿勢から脱却することが肝要ということ。
なんといっても自分はプレゼンが下手。うまい人のプレゼンを少しでも参考にしたい。
![]() | マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術 ジーン・ゼラズニー 数江 良一 菅野 誠二 大崎 朋子 東洋経済新報社 2004-12-10 Amazonで詳しく見る |
おすすめ度 
投稿者 nabe : 13:29 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月21日
わかったつもり 読解力がつかない本当の原因
![]() | わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 西林 克彦 光文社 2005-09-20 Amazonで詳しく見る |
おすすめ度 
分からないことがなくなった時には注意しなければならない。
実は本当に理解できたのではなくて、「分かったつもり」になっているだけなのかもしれないから。
分からないことがなくなった状態は、ある種の安定状態であって、より深い理解をするためにはその安定状態から抜け出す努力をしなければならない。局所解で満足しないためにはどうすればよいだろうか。
局所解に陥りやすい原因がこの本の中に一部言及されている。
著者が理系の人間だけあって、物事の思考過程そのものに自分は共感が持てた。
投稿者 nabe : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月14日
新ネットワーク思考
スケールフリーネットワーク、スモールワールド仮説などいろいろなところで耳にするけど、いまいち理解できなかったので試しに読んでみることに。
人と人とのつながり等といった人間関係は実は、ランダムに構成されるネットワークではなく、「ハブ」と呼ばれるつながりを多くもつ少数の人と少ないつながりしかもたないたくさんの人から構成されてるスケールフリーなネットワークだという話。
hReview by 自分の名前 , 2005/11/14

- 新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く
- アルバート・ラズロ・バラバシ 青木 薫
- NHK出版 2002-12-26
- おすすめ平均

Amazonレビューもスケール・フリー・ネットワークでは?
牽強付会?
ネットワークって面白そう^^
複雑系の必読書の一つになる本
これは極めて面白い!
- 曲名リスト
投稿者 nabe : 13:04 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月29日
「分かりやすい表現」の技術
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール
藤沢 晃治
講談社
1999-03![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
Amazonで詳しく見るby G-Tools
おすすめ度
漠然と皆が感じていることを文章にしてまとめたという印象が強いです。当たり前だけど、いざ自分が表現する側に立つとついつい忘れがちになることをひとつひとつ丁寧に説明されています。
相手と話すとき、メールで説明する時、文章として表現する時、プレゼンテーションで発表する時など日常いろいろな場面で自分の考えを表現する機会があるけれど、表現内容に注意がいきがちで、表現方法に対する配慮にエネルギーを注げないことが結構あります。「表現することはサービスであり、サービスを受ける側がどう受け取るかを常に意識しなければならない」ということをいつも注意しているつもりではいるのですが、なかなかできることではないなと感じます。チェックリストなどを元に今まで以上に常に意識することが重要なのかもしれません。
「分かりやすい説明」の技術と多少重複する箇所はありますが、実用的で非常に役に立ちます。
他にも紹介しています
- おもてなしの心を持て
- 「受け手」のプロフィールを設定せよ。
- 「受け手」の熱意を見極めよ。
- 大前提の説明を忘れるな。
- まず全体地図を与え、その後、適宜、現在地を確認させよ。
- 複数解釈を許すな。
- 情報のサイズ制限を守れ。
- 欲張るな。場合によっては詳細を捨てよ。
- 具体的な情報を示せ。
- 情報に優先順位をつけよ。
- 情報を共通事項でくくれ。
- 項目の相互関係を明示せよ。
- 視覚特性(見やすさ)を重視せよ。
- 自然発想に逆らうな。
- 情報の受信順序を明示せよ。
- 翻訳はことばでなく意味を訳せ。
『 その他 』
マイショップを見る
投稿者 nabe : 14:09 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月25日
「分かりやすい説明」の技術
おすすめ度
「分かりやすい説明」の技術 最強のプレゼンテーション15のルール ブルーバックス
藤沢 晃治
講談社
2002-10-23![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
Amazonで詳しく見るby G-Tools
- タイムラグの存在を知れ。
- タイムラグを短縮せよ。
- 「間」を置きながら、しみ入るように話せ。
- 具体性と抽象性のバランスを取れ。
- 説明もれに気づけ。
- 情報構造を浮かび上がらせよ。
- キーワードを使え。
- 論理的な主張をせよ。
- 聞き手が知っている事例にたとえよ。
- 聞き手の注意を操作せよ。
- 聞き手を引率せよ。
- 繰り返しの劣化に注意せよ。
- 待ち時間を守れ。
- 聞き手に合う説明をせよ。
- 聞き手を逃すな。
投稿者 nabe : 22:54 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月26日
ニワトリを殺すな
この秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊/Tech総研で紹介されていた本。
傷ついて羽に血が付いたニワトリは、仲間のニワトリにその傷をつつかれてしまい殺されてしまうらしい。
会議で失敗する人を傷ついたニワトリにたとえて、失敗した人を会議で責めるな、責めて失敗した人をつぶすなという教訓からこのタイトルがつけられた。
当たり前のことだけど、実はなかなか実践できてない、だけどとても大切なことをこの本では指摘している。大きめの文字で行間の空白も多いので短時間で読み切れてしまうほど短い物語だが、身につまされるおもいをする教訓がいくつもあった。
ニワトリを殺すな
ケビン・D. ワン Kevin D. Wang
幻冬舎
2003-03![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
Amazonで詳しく見るby G-Tools
「創造」のための教訓
- 失敗を奨励せよ
- 経験のないことをやって誤るのは本当の失敗ではない
- 進歩のためにはまず第一を踏み出すこと。「試してみよ」だ
- ただし、失敗したら原因を追及し、正しく反省せよ
- 正しい失敗・正しい反省をした人を攻撃してつぶすな
- 商品は絶対に嘘は言わないと思え
- 商品は会社の思想がすべてあらわれていると思え
- 消費者の目を侮るな
- 本質的に解決すべきことは、どのようにしても本質的に解決せよ
- 人の心をしれ
- 人間を相手に商売をしているということを忘れるな
- したがって、人の心を知ることが創造の根源であることを心得よ
- そのためには、直接生身の人間と触れ合え
- そして、何事にも相手の立場にたって考えるようにせよ
- 真実の前では公平且つ平等であれ
- よいアイデアが上司やベテランから生まれるとは限らないと考えよ
- お客さんは社員の面子ではなく、アイデアにたいしてお金を払っていることを忘れるな
- 「時間」という概念を大切にせよ
- 時間とアイデアは切り離せないと考えよ。いかに優れたアイデアでも時間というタイミングがずれればタダ同然である
- 如何に時間を稼ぐか、つまりはスピードが勝負であだ
- 創造=アイデア×情熱
- 真の創造とはアイデアと情熱の掛け算によって生まれるものである
- したがって、四のアイデア・十の情熱は、十のアイデア・一の情熱に勝ると思え
- 力いっぱい人間を愛せよ
失敗から学ぶ、同じ失敗を繰り返すなということはいろいろなところで出てくるし、比較的自分でも実現できている方だと思っている。ただ、自分はまだ学生という立場でお金を払って研究や学習をしているという立場をとっており、もっぱらサービスを受ける立場にあり、サービスを提供する側、責任をとる側の立場に立たされていない。おそらく、責任をとる側の立場になったときに同じことが実際にできるかどうかが非常に重要になってくるのではないかと思う。自分の責任がおもくなるにつれ、自分の背負っているもの、自分のキャリアなどを捨てる覚悟ができるかどうかが重要なのかもしれない。また、人を管理する立場に立ったとき、そのような環境を作れるかどうかが重要になってくるのだろうか。
教訓の一つに人の心をしれというものがある。情報の研究分野は、ユーザに近い研究が多いためか、人というものを意識する機会が多く、今まさに考えていることと近くて共感がもてた。そして一番これから注意していかなければならないことのように思った。
時間とアイデアの関係。これは、言わずもがな。研究をしていれば当たり前のことだと思う。発明の特許要件にも含まれし、至極当然のことだと思った。
指摘したいことを架空の物語を通して読者に伝えるという形をとっているが、実は本田宗一郎をモデルにして物語りを作っているらしい。




