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2005年10月04日

知的財産権法文集

発明協会から新しい法文集が出るそうです。

知的財産権法文集 平成17年改正

発明協会
2005-10-07
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おすすめ度 

特許法、実用新案法、意匠法、商標法とともに民事訴訟法、著作権法、不正競争防止法などが掲載されている。

発明協会 新刊本のご案内

特許法をはじめ著作権法や不正競争防止法、民事訴訟法などの一部改正を盛り込んだ「商標法の一部を改正する法律」(平成17年法律第56号)及び「不正競争防止法等の一部を改正する法律(平成17年法律第75号)等が、平成17年6月に公布されています。本書は、これらの法律改正について平成17年11月1日時点(「不正競争防止法等の一部を改正する法律」の施行日)の法令を組み込み、同時点で未施行の改正条文を表示した「法文集」の最新の改訂版です。 

弁理士試験を受けるのであれば、法律の条文を知らなければならないので、条文が記載された法文集などを一つもっておく必要がある。毎年四法は法改正が行われており、頻繁に条文が変更されるが、法律の試験を受ける以上、必ず最新の法文集を手元に用意するべきである。価格も2000円と比較的安価なので、比較的買い換えしやすい。

従来の法文集は、民事訴訟法、著作権法、不正競争防止法は掲載されておらず、比較的コンパクトで持ち運びやすかったが、最近の法文集は分厚くなり扱いにくくなった。ただ、短答試験では、特許法などの四法に加え、著作権法や不正競争防止法も出題されるので分厚くても利用するだけの価値はある。また、四法の審判の条文では、民事訴訟法の規定を準用しており、短答試験でも比較的頻繁に問われる部分なので、法文集に掲載されるだけの価値はある。

法文集とは別に法令集というものがある。掲載されている法律が若干異なるが、基本的に法文集は法令集のよく使う法律のみ掲載した者だと考えてよい。法令集にあって法文集にないのは、パリ条約、PCT、TRIPs等の条約、特許法施行規則や特許法施行令などである。短答試験ではこれらも問われることになるので、法文集のみならず法令集も手元に置いておきたい。

ただ、法令集は比較的高価なので、一冊のみ法令集を購入しておき、法改正の度に法文集を買い換えるというのが賢いかもしれない。

法文集の表紙の色は、毎回様々な色が採用されており、購入する者を楽しませている。私の知る限りでは、黄色、赤、緑、紺(カバーは金色)、薄紫、肌色と変化している。そのうち金色は、発明協会100周年を記念してとのことだったらしい。

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投稿者 nabe : 2005年10月04日 00:29

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