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2005年10月05日
論文の書き方(2) 問題文の理解と事実関係の抽出
論文の書き方の第二回です。
今回は、問題文の理解と事実関係の抽出について書きたいと思います。
前回は、題意把握について書きました。題意把握は、論文を書くというプロセス全体に関わることです。この論文を書くというプロセスは、大きく分けていくつかの小さなプロセスに分けることができます。それをひとつずつ見ていこうと思います。
論文筆記試験の問題文を読んで、まず行う作業が、問題文を理解して事実関係を抽出するという作業です。事例に関する記載が問題文中に書かれていますので、それを抜き出します。例えば、出願の時期、登録の時期、登録が無効になった時期などの先後関係や具体的手続きなどです。
事実関係の抽出は、問題文に書かれていることを漏れなく精確に抜き出す必要があります。それが題意を把握しているということです。出題者からのヒントが問題の至るところにちりばめられています。それを注意深く抜き出す作業が重要です。
ここの事実関係の抽出作業は、基本的に問題文を自分の理解できる形に変換する作業だと考えてもらっても結構です。わかりやすいように図で表したり、箇条書きにしたりして自分が理解しやすい用に書き替えたりしてもよいでしょう。
投稿者 nabe : 2005年10月05日 01:24
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コメント
この前はメール有難うございます。
今日ご返事しておきました。遅くなりすいません。
このブログは本当に良いですね。
初心者の私には物凄く勉強になります。
これからもいろいろアドバイスお願いいたします
またこれからも宜しくお願いいたします
投稿者 BBKING : 2005年10月05日 15:41
BBKINGです。
連休の時メールのご返事書かせて頂きます
ほんとに勉強になります
今後ともアドバイスお願いいたします
投稿者 BBKING : 2005年10月07日 08:43