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2005年09月26日

文字の汚さ

論文試験は、基本的にボールペン又は万年筆で書きます。
論文は丁寧に書く必要はありますが、制限時間内に必要な分量を書かなければならないので
どうしても乱雑な文字になりがちです。

よく、受験生の間で文字の汚さは採点の不利になるかどうかという話があります。
綺麗な文字、汚い文字というのもそれぞれなのですが、読みやすい文字、読みにくい文字はあるように思います。

結論をいうと、大した差にはならないが心証には影響します。判別不可能の文字は採点の対象外になります。同じ項目、同じ論理なら字の綺麗・汚いで多少の差はあるかもしれません。読みやすい答案に超したことはないです。

昨年、論文答練の採点講師をやった率直な感想ですが、読みにくい文字の人の答案は文字の識別に勢力を削がれ論理の流れを追いにくいように思いました。しっかりした論理がくまれていれば話は別ですが、そのような答案ははっきり言ってごく僅かです。論理の構築も中途半端で文字も汚いと心証はすごく落ちます。逆に、読みやすい文字の人は読む前から何となくそれだけで優秀な答案に思えるときもあります。もっとも、しっかり項目や論理も見ますし、内容が酷ければ高い点数はつけませんけれど。

だいたい10人の答案があれば、3人は綺麗で読みやすく、3人はまぁ読める程度、4人は頑張って読めば大丈夫な程度でした。たまにかなりレアですが、4人の中に相当頑張らないと読めない人が混じっていたりします。

ペン習字などを習った方がよいとまではいいませんが、せめて文字の大きさを揃えるとか、文字を同じ高さに揃えるなど工夫をすべきだと思います。書きなぐってある答案だけはやめた方がいいと思います。
少なくとも自分が採点者に注意してほしいと思うような項目は決して読めない字で書いてはいけません。

誰かに一度答案の文字の読みやすさについて見てもらった方がよいかもしれません。


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投稿者 nabe : 2005年09月26日 17:04

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コメント

・・・・耳が痛すぎる(;-;)

お初におじゃまします。
mixiから来ました。

良く見ているのですが・・
今回はあまりにも痛かったので・・

投稿者 あかしあ : 2005年09月27日 14:51

文書作成ソフトがこれだけ発達している世の中で手書きの試験というのも時代に合わないようにも思いますが。

投稿者 nabe : 2005年09月27日 22:05

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