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2005年08月28日
実務者のための 著作権ハンドブック
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実務者のための 著作権ハンドブック〔第五版〕
著作権情報センター
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おすすめ度
著作権法の基本書的位置づけにある本。
比較的易しめにかかれているので、初学者でも容易に理解することができる。弁理士試験では、短答試験のみ出題される著作権法だが、短答試験対策のみであれば、この本を通読して後は、いろいろな問題に数当たり、ケーススタディーにより知識を増やしていくのがよいと思う。
短答試験の著作権法は、事例を正誤を判断させる問題と、判例の知識そのものを問う問題の二つが主流である。判例の知識は、判例セレクトなどで確認するとして、前者の事例問題は、ひねりのない基本問題なので、適応することができる条文さえ覚えていれば、確実に点数につながる。事例問題の条文への当てはめ作業の手助けの知識として本書は、役に立つのではないだろう。
著作権法は、工業所有権四法とは違ってあまり体系づけて法律が記載されておらず、問題が起きるたびにつぎはぎ的に法律が作られてきたためか、法律全体としてまとまりに欠けるように思える。本書では、基本的な著作権法の概念を理解する程度におさえ、様々な事例問題を別の書籍などを利用して数多く解くという方法がよいかもしれない。
投稿者 nabe : 2005年08月28日 13:17
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